金属繊維焼結品

金属箔からコイル切削法にて製造した各種金属繊維を焼結技術によって多孔質なシート状に加工します。繊維と繊維が融点よりも低い温度で加熱されて結合し、緻密な多孔質状態になります。バインダーは使用しておりません。

特にチタンの場合、換算直径20μmから繊維製造が可能です。その微細繊維を用いたチタン焼結品は優れた耐腐食性、機械的性質、表面平滑性を持ち、さらに他の金属では見られない生体適合性が確認されています。チタンの特長をいかした焼結品は様々な製品に使われております。

チタンに限らず焼結品は空隙率や厚みを自由に変えることが可能です。焼結品は比表面積が極めて大きな素材になり、多孔質体であるため気体や液体を透過させる流量の確保が可能です。ご希望の素材がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

金属繊維焼結品の製品仕様

製造可能な繊維径 (available fibre diameter)
切削繊維 換算繊維径 10~150μm など(材質により異なります)
目付け量 (weight)
50 ~ ± 50,000 g/m2(材質により異なります)
空隙率 (porosity)
約50 ~ 80 %
パネルサイズ (panel dimensions)
10 x 10 mm から 400 x 500 mm など ご要望に応じて、四角や円などの形状への加工も可能です。お気軽にお問い合わせください。
厚み (thickness)
0.1 mm ~ 5.0 mm(材質や繊維径により製造可能範囲は異なります)